小規模企業共済

何かおすすめの節税はないか?と聞かれたとしたら私が真っ先に検討するのが「小規模企業共済」への加入です。

小規模企業共済の掛け金は、月額1,000円から70,000円まで任意で決めることができます。

支払った掛金は、将来退職金の代わりとして一括受け取りや分割受け取りができます。

定期預金や積立預金をしても税金は減りませんが、小規模企業共済は支払った掛金額が所得控除になります。

役員を退任、個人事業の廃業などにより共済金を受け取る場合は退職所得となり、受け取る場合の税金も抑えられます。

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月7万円の掛金で年間84万円支払うとすると、

所得税率10%の方であれば所得税84,000円、住民税84,000円で168,000円もの節税になります。

収入が多くて所得税率の高い方であれば節税効果はもっと大きくなります。

支払がしんどくなった場合は掛金の額の変更ができますし、もしものピンチの場合は解約金相当額の範囲内で貸付を受けることもできます。

積立と節税と安心の三拍子が揃った制度、それが小規模企業共済です。(共済の営業ではありません)

平成27年分の年末調整または確定申告の結果をもとに節税シミュレーションを行い、ぜひ一度小規模企業共済の加入を検討してみましょう。

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