銀行から見た企業の評価

8月29日の日本経済新聞より。

関西基盤の地方銀行である池田泉州銀行が、企業の成長性を重視した企業評価の新手法を導入したようです。



 

 

 

 

 



まず業種別に25項目の質問リストで「強みと課題(4段階評価)」で顧客企業の競争力を把握し、次に39項目の「ニーズ」で対策案を導く。

回答結果を基にコンサルティング会社に分析リポートの作成を依頼し、企業に成長性があるかどうか、またどの分野に融資するのが適当かどうかなどを判断するという手法です。

まず中小企業の取引先を対象に3年で1200社程度に導入、将来は2万社強の全取引先に適用する予定のようです。

銀行の担当者によっては決算書の数字のみで融資判断をしようとする方もおられるように感じます。

決算書はしょせん過去の数字です。

このように企業の将来性を見て融資判断をしてくれるというのは、我々としても大歓迎です。

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