確定申告書を紛失した時は?

税務署へ提出した確定申告書の控えを失くしてしまった場合はどうすれば良いでしょう。

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税理士に申告を委任していれば税理士事務所に控えが残っているでしょうが、自身で申告したものを紛失してしまったらちょっと面倒です。

確定申告書の控えを手に入れるためには下記の手続きがあります。



まずは「個人情報の開示請求」という手続きがあります。

手数料と少々の日にちがかかりますが、確定申告書のコピーを送ってもらうことができます。

所得の証明書類としてどうしても必要な場合はこちらの手続きをとることになります。



もうひとつは「申告書等閲覧請求」という手続きです。

こちらは税務署へ行って手続き行い、税務署に書類が残っていればすぐに見せてもらうことができます。

ただしコピーをとること、スマホで撮影したりすることはNG。

ではどうするのかというと、手書きで書き写すことになります。

必要な数字を拾うだけで良い場合はこちらの手続きでじゅうぶんです。

しかし必要な数字がどれなのか分からない、書類の全部を書き写すのは大変という場合は税理士に閲覧請求を委任することができます。

その場合は委任状と印鑑証明書が必要となります。



紛失した控えを入手する手段はあるのですが、まずは「失くさない」ことが肝心ですので確定申告を行った際の控えは大切に保管するようにしましょう。

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